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店舗コーディネーター

あなたのご商売やご都合に合わせ、出店戦略の立案、出店に役立つ情報の提供、商品のPR活動までいたします。

テイクアウトの強いラーメン屋!?

ハンデを克服して繁盛店に!

 

店舗コーディネータの西村です。

4月になってようやく時間が取れました。

商業施設への企画開発出店の成功事例の続編です。

 

今回のお話は駅ビルへの出店事例なんですが、

駅ビルと言っても新宿や池袋などのターミナル駅ではなく、

1日の乗降客が3万数千人の小さな駅ビルのお話です。

 

そこは駅ビルとはいえローカル立地で、

駅前にはほとんど店舗もないようなローカル立地で

店舗区画も以前のテナントが撤退して1年以上立つ不利なロケーションでした。

1年半も空いている区画でしたから、その間いろいろな人が検討したと思うのですが、

みんなNGということで空いていたわけです。

 

ローカルな駅ですから、いくら駅ビルと言っても人通りが多いわけではありません。

初めて見た時は「かなり厳しい場所だな」と思いました。

 

不利な立地での出店方法論

 

ただ、隣の店舗が持ち帰りのすしの大手で

それなりに売上が成り立っていたことに注目しました。

飲食店の居ぬきなので、大きな設備投資の必要がありません。

ローカル立地なので専門的なレストランは難しいと判断し、

一般大衆向けのラーメン店を計画しました。

 

当時付き合っていた会社が、ラーメン店といっても商品力が弱い会社でしたので、

価格戦略を取り、一杯380円の低価格にし、

この会社の持っている中華点心の商品力を生かし、

他のラーメン店には無い点心とのセットメニューを開発しました。

また、当時百貨店の催事で人気のあった点心『丸餃子』のテイクアウトに力を入れ、

店舗の一角にテイクアウト専門コーナーを設け、

ライブ感のある販売方法を取りました。

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同じ駅ビル内に食品スーパーがあり、

買い物ついでに主婦層に利用してもらい、

夜は仕事帰りの独身サラリーマンが、コンビニで買った缶ビール片手に

焼きたてアツアツの餃子を買って行ってくれました。

おかげで通常のラーメン店では考えられないテイクアウト比率50%という

ハンバーガーショップ並みのテイクアウト売上を上げました。

 

初月の売上は特別な宣伝は何もしてなくて、

ある日突然オープンしたお店ですが、

撤退した店舗の月商150万円の3倍以上の500万円を達成。

注目はテイクアウトの餃子の売上が250万円と

売上の50%を達成しました。

こんなラーメン屋聞いたことありませんよね。!

 

商業施設には工夫すれば成功できるチャンスがある!

 

一つ言えるのは

たとえローカルでも商業施設(特に今回は駅ビル)に出店するということは

路面店と違い、人を集めてくれるのです。

あとはロケーションの特性や客層をよく見極めれば

繁盛店も可能なのです。

 

どんなお店にも何か一つはセールスポイントになるものがあるはずです。

有名店、繁盛店が成功するのは当たり前ですが、

私はどんなお店でも商業施設というロケーションを生かせば

繁盛店も夢ではないと思っています。

店舗開発専門サイトSLRW